医療系の資格について

医療の資格は大変数が多く、医師・歯科医師・看護師・薬剤師をはじめとして、命を守る非常に重要な働きを求められる仕事に関わっています。国家資格だけでも20以上あり、専門的で高度な知識や技術が必要です。これらの資格を取得するにはそれぞれ指定された教育課程を修了し、国家試験に合格しなくてはなりません。ほかにも、数件の都道府県認定のものがあり、かなりの数の民間資格があります。民間のものは大変幅が広く、難易度にも大きな差があるようです。
医療の現場で働きたいと思った時、学歴も経験もないとあきらめてしまうことはありません。特に厳しい受講のための条件などがない講座でとれるものもあるので、チャレンジして手に職をつけた状態にしておくと、就職へ有利に作用します。たとえば医療事務管理士は、ある意味では病院の顔ともいえる役割を担う仕事です。しかし、年齢制限などもなく、誰でも取得することができます。年6回の実技試験と筆記試験が行われているので、受験チャンスが多いのも特徴です。ただし、合格率は約70％前後と落ちる人も少なくありません。チャレンジしやすいとはいえ真面目に取り組まなければならず、簡単に取得できるわけではないといえます。講座は学校だけでなく、通信教育などでも受講できるようです。
ほかにも、歯科助手や調剤薬局事務など、誰にでもチャレンジしやすい資格はたくさんあります。働きたい現場にあわせて、受講する資格を選びましょう。